2011/10/12

その香りの名は…

Mathilde Mの香りの名称のつけ方は、とっても抽象的。

とくに電話でどんな香りなのか説明しなければならない時には、
それはもう…(涙)
まったくもってちゃんとお伝えできる自信がありません。
(カスタマーサービスのMikaさん、苦労しているだろうなあ…)

お店では、「直接お試しになってみて下さいね。」
と言って、実際に感じていただけばいいので楽ですが、
「これは、何の香り?」 と聞かれて、
「それは〇〇〇の香りです」 と名前を答えると、
ごく一部、ローズの香りなどを除いて、
(ふ~ん、そう) という反応より (え?それってどんな?)
という反応が返ってくることが多いです。

先日は、テディベアの香りと聞いて、
「なんか子供のよだれとかで臭そう・・・」
とおっしゃったお客様もいらっしゃいました。
(テディベアの香りの名誉にかけて言いますが、実際はとてもいい香りです!!)

ライスパウダーの香り、
コットンフラワーの香り、
ヘンプの香り、
・・・いずれも実物の香りからはかけ離れているように思います。
もはや、どれもこれも自由に羽ばたくイメージの産物にしか思われません。

そして、「マルキーズの香りのマルキーズって何ですか?」
という問いに、今日も私は答えるのです。
「高貴な侯爵夫人をイメージして調合した香りだそうです・・・」